パートナーのスマートフォンの扱い方が急に変わるのは、浮気の典型的な兆候の1つです。今回は、夫の不自然なスマホの扱いから不倫を疑い、探偵の調査によって職場の同僚との密会が発覚した40代女性のケースをご紹介します。
「オンラインゲームにはまっている」という言い訳の裏に隠された真実と、発覚から離婚に至るまでの経緯を見ていきましょう。
① 対象者プロフィール
- 対象者:夫 46歳、会社員
- 相談者:妻 44歳、衣料品販売員
- 家族構成:夫婦、子供1人(高校生)
② 不倫以前の人柄と夫婦関係
夫は真面目で、これまで浮気の気配を感じさせたことは一度もありませんでした。妻である相談者は衣料品販売員として働きながら、高校生になる子供の教育費のやりくりや家事に追われる日々を送っていました。夫婦間の会話は以前より減っていたものの、関係自体は決して悪くなかったといいます。
また、妻は接客業ということもあり、日頃からスキンケアやエイジングケアに気を配り、年齢を感じさせないよう身だしなみを整えていました。平穏な家庭生活がずっと続くと信じて疑っていませんでした。
③ おかしいと感じたきっかけ
変化が現れたのは、数ヶ月前でした。急にスマホを画面を下にして裏向きに置くようになり、さらにはお風呂やトイレにまでスマホを持ち込むようになったのです。
不審に思った妻が「最近ずっとスマホを持ち歩いているけど、どうしたの?」と尋ねると、夫は「オンラインゲームにはまっていて、リアルタイムで通知を知りたいから」と言い訳をしました。しかし、これまでゲームに熱中するタイプではなかったため、妻の心の中に小さな疑念が生まれました。
④ 決定的な出来事
ある日の深夜、妻がふと目を覚ますと、隣にいるはずの夫がいませんでした。体調でも崩したのかと心配になり、リビングへ様子を見に行くと、暗闇の中で夫がこそこそと誰かと電話している姿を目撃してしまいました。
「こんな時間に電話?!絶対に女だ」
そう直感した妻は、自分で問い詰めて警戒されるのを避けるため、プロの探偵事務所へ素行調査を依頼することを決意しました。
⑤ 修羅場
探偵による調査の結果、夫の退勤後の行動から、女性との密会が複数回確認されました。相手の女性は、夫と同じ職場で働く若い同僚でした。仕事の打ち合わせを装って退社後に待ち合わせ、そのままラブホテルへ向かうという行動パターンが証拠として写真に収められていました。
後日、妻は夫に証拠の調査報告書を突きつけました。最初は「俺を疑っていたのか?」と逆ギレしていましたが、女性と腕を組んでホテルの出入りを捉えた鮮明な写真を見せられると、ごまかしや言い逃れ出来る状況に無いと観念し、不倫の事実を認めました。
その後、相手の女性も交えた話し合いの場が設けられました。女性は泣きながら謝罪しましたが、妻の怒りとショックは深く、到底許せるものではありませんでした。
⑥ 結果
高校生の子供への影響や、今後の学費(高等学校等就学支援金などの制度を利用するにしても経済的な不安)など、現実的な問題もあり悩みましたが、妻は最終的に離婚を決断しました。
探偵が収集した確実な不貞の証拠があったため、夫と相手女性の双方に対して慰謝料を請求。結果として、言い逃れされることなくスムーズに慰謝料の支払いが合意され、夫とは別々の道を歩むことになりました。
⑦ この事例から学べること
- スマホの扱いの変化は不貞の初期兆候:「画面を裏にする」「常に持ち歩く」「通知を隠す」といった行動は、やましいことがある多くのケースで見られます。
- 怪しいと思っても問い詰めない:決定的な証拠がない段階で問い詰めると、相手は警戒して証拠を隠滅してしまいます。冷静に泳がせることが重要です。
- 確固たる証拠が有利な解決を導く:探偵による客観的な証拠(ホテルの出入り写真など)があったことで、言い逃れを封じ、スムーズな慰謝料請求と離婚の成立に繋がりました。
- 現実的な準備をしておく:離婚後の生活費や子供の学費など、国や自治体の修学支援制度などを事前に調べ、経済的な見通しを立ててから行動することが冷静な判断を生みます。
パートナーの行動に違和感を覚えたら、一人で悩まず、まずは専門家に相談して正しい対処法を見つけることをお勧めします。

