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【事例】「将来のためにNISAを始める」は嘘だった?児童手当まで使い込んでいた夫の不倫トラブル

パートナーが「将来のために投資を始める」と言い出したとき、多くの人は家族を思ってのことだと頼もしく感じるのではないでしょうか。しかし、その裏で巧妙に資金を捻出し、不倫相手との交際費に充てていたという悪質なケースも存在します。

今回は、将来の資産形成や子供のための手当を隠れ蓑にして不倫をしていた夫の事例をご紹介します。

①対象者プロフィール

  • 対象者:夫 34歳・メーカー勤務
  • 相談者:妻 32歳・事務職パート
  • 家族構成:夫婦、子供2人(5歳、2歳)

②不倫以前の人柄と夫婦関係

夫は真面目で子煩悩な性格でした。夫婦仲も良好で、休日は家族そろって公園へ出かけるなど、周囲からも理想の家庭と思われていました。

ある日、夫は「これからは個人の資産形成が必要な時代だ。子供の教育資金や老後のためにNISAを始めたい。つみたて投資枠の対象商品でコツコツ増やしていこう」と提案してきました。妻も将来への備えは大切だと考え、家計から毎月一定額を夫の投資資金として拠出することに同意し、管理を任せていました。

③おかしいと感じたきっかけ

投資を始めてから半年ほど経った頃、夫の帰宅が深夜になる日が増え始めました。「仕事が忙しい」と言うものの、給与明細を見ても残業代は増えていません。

さらに妻が違和感を覚えたのは、家庭のお金の流れでした。0歳から高校生年代までの子どもを養育する家庭に支給される「児童手当」は、世帯主である夫の口座に振り込まれていました。児童手当は本来、次代の社会を担う児童の健やかな成長に資するための大切な資金です。しかし、妻がふと夫の記帳済み通帳を目にした際、手当が振り込まれた直後に現金として全額引き出されている不審な履歴を発見したのです。

④決定的な出来事

「子供のための手当を何に使っているのか?」「NISAで運用しているはずの資金はどうなっているのか?」

疑念を抱いた妻は、夫が寝ている間にスマートフォンの通知とカバンの中身をこっそり確認しました。すると、証券会社のアプリにはほとんど資金が入っておらず、代わりに女性との親密なLINEのやり取りが見つかりました。

夫は「投資で利益が出た」と嘘をつき、家計から捻出したお金や児童手当を、不倫相手との高級レストランでの食事や旅行代、さらにはブランド品のプレゼント代に注ぎ込んでいたことが発覚したのです。

⑤修羅場

週末、妻は通帳のコピーとLINEのスクリーンショットをテーブルに並べ、夫を問い詰めました。

最初は「NISAの運用がうまくいかなくて損を出してしまい、隠していただけだ」と苦しい言い訳をしていた夫ですが、不倫相手との旅行の日付とクレジットカードの引き落とし額が完全に一致していることを指摘されると、観念して土下座しました。

不倫相手は夫の職場の後輩であり、夫がお金を持っていると勘違いして関係を続けていたことも判明しました。子供のための大切なお金まで不倫相手に貢いでいたという事実に、妻は激しい怒りとショックを受けました。

⑥結果

妻は即座に離婚を考えましたが、まだ5歳と2歳の子供がいるため、今後の生活を考慮して一旦は踏みとどまる決断をしました。

  • 慰謝料請求:不倫相手に対しては弁護士を通じて慰謝料を請求し、150万円を支払うことで合意しました。
  • 再構築の条件:離婚を回避する絶対条件として、家計の管理権は完全に妻へ移行しました。夫のお小遣い制を厳格化し、児童手当の受給口座も妻が管理できる状態に変更。さらに、スマートフォンの位置情報共有アプリを導入し、行動を透明化させることで合意しました。

⑦この事例から学べること

お金の流れの不透明さは浮気のサインになり得る

将来のための資産形成や、国から支給される手当など、もっともらしい理由でお金を管理したがる場合でも注意が必要です。多くのケースでは、家計のブラックボックス化が不倫の資金源に繋がってしまいます。

証拠集めは「お金の動き」も重要

LINEや写真などの直接的な証拠だけでなく、クレジットカードの利用明細や口座の入出金履歴といったお金の動きも、不倫の事実や悪質さを示す有力な証拠になります。ただし、勝手に夫の携帯を覗く行為は「プライバシーの侵害」「不正アクセス」とみなされる可能性があります。せっかく集めた証拠を無駄にしないためにも、自己判断で問い詰めるのは避け、探偵や弁護士などプロに確認してもらうことが大切です。

夫婦間での情報共有を怠らない

投資や貯蓄をパートナーに任せきりにせず、定期的に運用状況や口座残高を確認し合うルール作りが、冷静な判断を下し、トラブルを未然に防ぐための重要なポイントです。

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